ジャンクな脳と記憶

本を通じて人生の幸福を考えています。

人生

書評「一人で生きるが当たり前になる社会」

今回は「一人で生きるのが当たり前の社会」を解説する。さて、世界は(先進国では)ものすごいスピードで未婚率が進んでいる訳だが、我が日本でも当然その現象は顕著で、2040年には人口の半分は未婚になるという。この流れは社会的観念の変化や、システ…

書評「ハック大学式 最強の仕事術」

仕事術。それを求めて今日も人は彷徨う。そう、人生の大半を仕事に費やしている我々は仕事の良し悪しで人生が決まってしまうと思うフシがある。(勿論そんな事は無いのだが)確かに歴として仕事にはうまく行って欲しいと思う事は多いのも事実である。仕事な…

書評「人生の勝算」

今回はLIVE動画サービスの「SHOWTIME」の社長である前田裕二さんの著作「人生の勝算」を解説していく。 まず、この本はアツい、おっさんが読んではいけないくらい暑い、若くて体力があり「自分はなんだって出来る」と感じていたあの頃を思い出させてしまう、…

書評「心がラクになる生き方」

「生きる意味」なんて考えた事は一度はあるだろう。それが子供の戯言であっても、中にはふとした瞬間に「俺は何のための生きているのであろうか」なんて思う事があるでしょうか? ズバリ答えは「ありません」。 生きている意味などないのです。それは本書を…

書評「お金に支配されない13の真実」

さて、当然ながらあなたは損はしたくないであろう。そんなの当たり前だろうと思っただろうか?更に付け加えるなら、お金に関してなら尚更そういう風に感じるであろう。 だが、(特にお金に関して)我々はちっとも合理的では無く、むしろ不合理に行動する事が…

書評「シン・ひろゆきの未来予想」

本日は2ちゃんねる創業者の「ひろゆき」こと西村博之氏の著書「シン・ひろゆきの未来予想」を解説していく。 著者はネットの界隈では結構な有名人であり、別名「論破王」と呼ばれている有名人であり、幾つも本を出しているが、私が読んだのはこれが最初です…

書評「一日にひとつだけ、強くなる」

プロゲーマーの梅原大吾さんの著作である本書は、たまたまキンドルのセールになっていたものを購入したものだが、私のプロゲーマーの認識を大きく変えるものであった。 なんでもそうであるが、お金をもらってそれを生業としている事をプロと呼ぶが、娯楽の一…

「人生の短さについて」

セネカ「人生の短さ」についてを読むと、紀元前の著作とは思えないほど、現代に通じる事が驚かされる。詰まるところ人間というのは、本当は変化などなくちょっとだけ、便利になった世の中に住んでいる。ただそれだけだという事である。 セネカは悪名高い「ロ…

「なぜ僕らは働くのか」

なぜ僕らは働くのか?この問いに答えるのは難しい。なぜなら、その答えは人それぞれで、正しさはある側面では間違いになったりして、捕らえようもない事であるからだ。ただ、どうやら我々は働くことが運命づけられているのか、働かないと落ち着かない、働き…

「AIvs教科書が読めない子供たち」

AI。最近よく聞くこのワード、事ある事にAI、AI。このエーアイは何か凄いやつという認識でお茶の間にやって来た、いわば前評判の高い転校生のようなものだ。 「今度くる転校生、凄いらしいよ。頭脳明晰、運動神経抜群、まさに才色兼備、それに性格もすごく良…

「ハッピーストレス」

ストレスと言うと、どうも良いイメージを持たない人は多いと思う。それもそのはず、誰もが心の平安を求め、心がかき乱される事を望む人など皆無であるからだ。 だが、我々の体は現代の進化に対応できるほど進化をしておらず、まだ太古の体の反応を引きずった…

「礼儀正しさこそ、最強の生存戦略である」

/p> 「礼儀」とは今となっては「古風」であったり、「実力」とは全く関係ないように語られる昨今であるが、「礼儀」とはとても大事なもので、礼儀を欠いた態度がどれ程、世の中を停滞させているか、この本を紐解けば分かるであろう。 いきなりだが、私も昔は…

「小さな事にくよくよするな」その②

さて、昨日に続いて「小さな事にくよくよするな」の一節を引用しながら、どうすれば我々の心が否定的にならず、心安らかになれるかを考えてみよう。 この本に書かれている事は、一歩間違うと「何言ってやがる」的な綺麗言のように感じる部分があるが、これく…

小さい事にくよくよするな

すべては心が次第。どんな事でも、自分がどう理解したかですべてが決まると言っても過言ではない、人によって起きた事柄の重要性が変化するように、だれもが出来事の一側面を見ているに過ぎないし、それは捉え方によってずいぶんと変わる。 本書のように「小…

「書を捨てよ町にでよう」

寺山修二の名著「書を捨てよ町に出よう」を読んだのはもう20年以上前の話だが、内容はすっかり忘れてしまったが、要するに「楽しさや学び」などは結局思考だけでは意味が無く、あれこれ考えるより行動しようと言う事をエッセイとして書いていたような気が…

「マインドセット」

皆さんは何かに向けて歩いていますか?以前は何かに向かって努力していたが、少し難解な事柄にぶつかり、そのまま挫折して、自己嫌悪に陥ったり、ひどく自己肯定感を毀損したような事はあるだろうか? キャロル・s・ドゥエック著「マインドセット」は再びあ…

「頑張らない戦略」

今回は「頑張らない戦略」を元に語る。この本のコンセプトは効率よく行う事で「頑張る」という無駄な努力をなくしていく、という事だ。 昔、試験勉強で頑張って何時間も勉強したのに、全く良い点がとれず、逆に遊んでいるように見える奴のほうが良い点を取っ…

生産性と自主性

今日は「生産性」と自主性について語る。どちらも日本企業が苦手とする分野ではないだろうか、未だに、FAXが幅を利かせていたり、上司が何となく個人の経験での物の言いよう(数字や分析をせず、ただ何となく命令を出す)そしてやたら忖度発言が多いようなら…

人生の意味とは

人生に意味はあるのか?あらゆる哲学や識者が人生の意味を語って来たが、人生とはそれはあくまで主観的な物であるから、その意味というのもやはり人それぞれなわけだ。だから第3者が意味を説いても、やっぱりピンとこないし、何となくこれが生きている意味な…

後回しにしない技術とは

はい、皆さん今日は人生で一番若い日です。やるべき事があるのなら、今すぐ取り掛かろうではありませんか。今回は「後回しにしない技術」と言う本を紹介する。 皆さんはどうでしょうか?子供の頃、夏休みの宿題は早く終わらせる方でしたか?私は最後の一週間…

やりたい事の見つけ方とは

今回は「やりたい事のみつけかた」をテーマに書いてみる。この本は具体的にその方法が書かれているが、読み終えた感じでは「やりたい事」を定義する事が大事であり、さらに仕事にするには、その内容をさらに深堀する必要がある。 個人的にはどんなに大好きな…

一日にあった事を書く、そして原因を考える。

本日は中々無礼な男に会った。その頭の弱そうな小太りな男は平然とため口を叩き、馬鹿にしたような言いぐさだったが、(無論無知なのはその男のほうだ)自分の知りたい事を無遠慮に聞きながら、聞いた答えが自分の納得いく答えではないと、そのような態度を…

自分が原因と考える

さて、今回は「自分が原因」という観念を考える。日常社会では、不確定要素がありすぎて予定通りにならない事は日常茶飯事であるであろう。ましてや、他人の因子が加わる事で、その確率はぐんと上がる。 その失敗は誰かがミスをしたせいであり、自分は完璧に…

自分を褒める事の重要さ

さて、今回は「自分を褒める」です。自分を褒めるとはどういう事か、字の通り、自分自身を承認する事に他ならない。 現代社会では、ありとあらゆるものが自分を否定してくる。町を歩けば、目につくのはコンプレックスを煽る広告ばかり、TVやWEBでもやっぱり…

メンタルタフネス

メンタルが強い人というのは、一歩間違えると我儘で傲慢になりかねないが、概ね社会の中でプラスに出る事が多いのかも知れない。 そもそもメンタルが強いとはどう言う状態なのか?。 何を言われてもめげない状態なのだろうか、めげないとはどういう事か 「反…

書評「整える習慣」

最近何かにつけて「整える」という言葉をよく聞く、体を整える、メンタルを整えるみたいな言葉が喧伝されている昨今、あらためてみんな疲れていると感じます。 そんなストレス社会にいろいろな啓発する情報があるのですが、いろんな意味でコンディションを整…

書評「ストレスフリー超大全」

みなさんごきげんよう、ご機嫌じゃない人も多々いるでしょう。そう、この世の中、どこへ行ってもストレスだらけ、「幸福」ってなんだっけ?と自問自答したくなるこのっご時世・・・いや、本当に「幸福」ってなんだろう? 「幸福」になりたいと誰かが言えば、…

書評「心」

先日、ある人を見た。その人は子供であったが、尊敬するに値する価値観を持っていた。 お目当ての物が売り切れで無く、明らかに見劣りする色のものしか残っていなかったのだが、彼らはこう言ったのだ。 「赤色を買いに来たけど、もう青色しか残っていないね…

書評「天才はディープ・プラクティスと1万時間の法則でつくられる」

いきなりですが、あなたは物覚えが良いですか? 私は無茶苦茶悪いです。 色々な物を覚えた心算でも、いざ思い出そうとしても、全然出てこず、結局再び参考書を見る、なんてことは多々あり、その際は本当に自己嫌悪が起きます。 そんな諸兄に朗報です。 今回…

書評「もう怒らない」ための本

皆さんは温厚ですか、私は温厚になりたいのですが、(最近は少し真面ですが)怒れるおっさんです。 一時期は怒りの精霊に取りつかれた如く、あらゆる事に怒りの矛先が向いていたのですが、いろいろな本を読み進めるうちに、あまり怒りが湧き出る事はなくなり…