ジャンクな脳と記憶

本を通じて人生の幸福を考えています。

2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

真実の方が怖い。殺人犯はそこにいる。

いわゆる推理モノは結構好きで、海外ものから邦題までけっこう読んでいるが、中にはホラータッチなもの(島田荘司など)は不気味さが面白いと感じるのだが、現実社会の起きた事件の不可解さは、比べ物がならないほど暗渠とした気分にさせてくれる。 今回は清…

文句と意見は違う。

あなたは会社とかで、自分の意見と相違があるものについてどういう行動をとるのであろうか? サラリーマンであるのなら、そんな事は日常茶飯事であり、一々憂いでいたら仕事にならないと思うだろうし、上司に意見できる雰囲気でない職場もあるであろう。 だ…

本気になればホンネになる、本音で生きる堀江貴文。

本日はホリエモンこと「堀江貴文」の本音で生きる、を考えてみる。 実はライブドア事件の時、私はライブドア株を所有していた。当時はITバブルと呼ばれる株ブームで私もIT関連の株をいくつも所有していた。 その後の顛末はみなさんも知ることであろう。私は…

疲労は大敵!ベネクスのリチャージショートスリープ

ベネクスのネックウオーマーのエントリーで、すっかり気に入ってしまって、結局シャツを購入してしまった。 gummy2.hatenablog.com この会社、いろいろ同じ素材をつかったグッツを開発しているのだが、ネックウオーマーを愛用し始めてから、他にも欲しいなあ…

かっこいいのはこんなにもかっこ悪いんだ!ホビット思いがけない冒険。

その昔一世風靡した「指輪物語」いわずと知れたトールキンの傑作ファンタジーだ。古典と呼ばれた作品を、CGを駆使して作られたヒット映画だ。 当時RPGに出てくるモンスターやデミヒューマン達が見事に再現されていて、思わず「おお!」と叫びたくなる瞬間が…

生き方は自由だ!ナリワイをつくる!

ほんの50年位の昔、人々はいろんな事を行い工夫しながらインカムを稼いでいた。その日暮しとまで言わないが、わりとミクロな世界で簡単な仕事をして報酬をもらっていた。 今日のお題は伊藤洋志著「ナリワイをつくる:人生を盗まれない生き方」を紹介する。 …

交換の手順が分かりにくい。surfaceの電源交換。

ふと、IT系のニュースを見ていたら、MicrosoftのタブレットPC「Surface」のリコール記事を見つけた。 AC電源部のコードから発火の可能性という事で、あんまり洒落にならない内容。 AC部に取り付けるコードの部分が蛇腹状でないものは、その対象らしい。 私の…

疲労は回復するのか?ベネクスネックウオーマー

子供の頃は限界まで遊び、その疲労が限界に来ると、まるでスイッチが切れるみたいに眠ってしまう。そして翌朝には何事も無かったみたいにまた駆けまわっている。 大人になるとその事を忘れ、 「子供は元気だなー」 なんて言ったりしてみるが、大人も大人、お…

欲望の果ての末にあるものは何?

ものを選ぶ時の幸福感は家に帰ると途端に忘れてしまう。 やっと手に入れた物も、家に帰って見てみると、案外好きじゃなかった。何てこと君にもあるのではないだろうか? 人間だって、あんなに仲が良かった夫婦が仲違いして別れてしまったり、友人と呼べた人…

まやかしの果実。フードトラップ

我々が普段口にしているものが、果たしてどのようなものなのかよく考えた事があるだろうか?街のスーパーやコンビニ、惣菜や菓子、レトルトに弁当。 それは何かに似ているが、実は全然違うものかも知れない。 マイケル・モスの著作「フードトラップ」はいか…

戦争の悲劇はミステリーを呼ぶか?深い疵。

ドイツでベストセラーになっているらしいオリバー&ピアシリーズで、タイトル 「深い疵」は読み進めるとその意味が分かるミステリーである。 さて、この手の海外ミステリーにありがちな、登場人物の多さにて好き好みが分かれそうだが、後半の怒号の展開には…

美女は死なない、ハンガーゲーム。

前知識なしで鑑賞したが、内容は「多分こうなるな」が最後までその通りな展開で、ある意味安心して見れる内容であったと思う。 いわゆる三日後には、どういう内容だったのか忘れてしまうものであり、心の一作には成り得ないというのが正直な感想だ。 本作は…

gear VR+Netflix。没入感ヤバイです。

2016年はVR元年だそうですが、そもそもVRなんてものは昔からあったものであり、そのコンテンツは永遠に未完成のまま、というのがVRというものである。 VR(ヴァーチャル・リアリティ)は広義な意味であり、最近の映画館に行くと4DXと呼ばれる体感型映画館が…

人間が感じる幸せは些末な事が多い

最近めっぽう寒くて、「その方が精神が引き締まる」なんて嘯いていたのだが、やっぱり寒いものは寒くて暖房器具に頼っているのですが。 先日、いわゆるスーパー銭湯に行ってきて露店風呂に入浴してきました。露天といっても四方は壁に囲まれて、見える景色は…

合理的な考えと人間という名の無駄。

ビジネスで合理化を望み、無駄な作業を軽減していく事は正しいとされる。確かに我々の生命時間は有限であるのだから、時間を節約して生産性を上げるのは理にかなっているように思える。 あなたがクリエイティブな仕事をしているならば、まさに時間は金であり…

好きでもなく、報酬も少ないのは誰のせいだ!

ブラックと呼ばれる企業が続出している。 それは今に始まった事ではなく、この国には元々そういう風習であったのだ。 ただ、報酬が減ったため、「労働環境は悪いけどそれなりに給料が貰える」あるいは、 「つまらない仕事だけど、毎年昇給もするし、退職金も…

誇りを忘れるべからず。インサイド・マン

いきなりアップの男の顔。 男は無精髭を生やして、心なしかやつれているようにも見える。 深く窪んだ眼窩は黒く疲れた色を醸し出し、顔色はすこぶる悪い。 彼はカメラに向かって、今の自分の状態を吐露する。 てな具合に始まる映画は、ハリウッド映画にある…

真っ直ぐに向き合えるか。川の深さは。

「亡国のイージス」で有名な福井晴敏のデビュー作品である「川の深さ」は文章の粗さがあるが、著者の理念が伝わる良作である。 作品自体はもう古いし、前述の「亡国のイージス」(未読)のほうが新しいしヒットしたので、本来はそちらを読むべきだろうし、お…

小売は奴隷なのか?

さて、正月休みも明けてサラリーマンの方は早くも憂鬱な気分になっている方も多いと思う。 逆に正月をあくせくと働いていた小売やサービス業の方は、ほっと胸を撫で下ろしている人も多いと思う。 正月売り出しが終わっても、代休が取れる会社は(恐らく)僅…

ゲームは正しいか?

まず前提として、私はゲーマーでした。だが、もう随分ゲームをしていない。当然PS4も持っていなければ、スプラトゥーンは知っているが、プレイしたこともないしこれからもしないだろう。 もう10年ほど前になってしまうが、コナミのウイニングイレブン(PS2…

先人の知恵は普遍か?

中国の歴史に「老子」がいる。どうやら「老子」は名前ではなく、その哲学者という意味合いであったらしい。 老子の書を紐解くと「タオ」という自然崇拝の意味が多く出てくる。自然の流れにおいては、人間もその一部逆らうことは苦しくなる事という意味を残し…

ザ・シューター

お正月という事で、イカれた連続殺人犯が跋扈するような動画は忌避されるものなので、スカッと爽快なアクション映画が良く似合うのでは、という事で「ザ・シューター」を今回は紹介する。 内容はお約束で、退役軍人の凄腕狙撃手が国家の陰謀に巻き込まれて・…

福袋について考える。

毎年正月になると、お約束の行事?の一つに「福袋」がある。通常福袋は中身がシークレットになっていて、買ったものが支払った金額より得かどうか楽しむものだと思う。 ところが、最近の福袋と来たら、中身が公開されているではないか(もちろんそうでないも…

正義は心の奥にある。リンカーン弁護士

今回は「リンカーン弁護士」を書く。 この映画、一言で言えば大人の映画である。ここで言う大人とはスケベな展開があるという意味では無く、あくまで見た後「まあまあ面白いな」と感じるものであり、派手でも無く、共感やセンスが良いものに感じる味のある作…

ハリウッド映画的なアクション小説 ジェームスロギンズ「ケルトの封印」

なんとなく絵が浮かぶ、これは映像化を意識しているのか?的な作品をポンポン出している「ジェームスロギンズ」の「シグマフォース」シリーズの6作目の作品にスポットを当てて見たいと思う。 このシグマフォースシリーズは、アメリカの特殊部隊であるシグマ…