ドラマ批評「ターミナル・リスト」
久々に「動画批評」を行います。今回取り上げるのはアマゾンオリジナル動画の「ターミナル・リスト」です。
このターミナルリストは、アマゾンのオリジナルコンテンツらしく、今のところアマゾンでしか見れない様です。(2022年7月時点)私は、プライム会員ですので、無料で視聴しました。で、結論から言うと、
クリス・プラットがカッコいい・・・。という一点に限るものでした。
内容はよくある「復讐」ものであり、特殊部隊シールズの英雄であるリースが、陰謀により、部隊は全滅、妻子は殺され、その陰謀を企てた人間を自ら葬って行くという話である。
この動画の視聴ポイントはクリス・プラット演じるリースの無双とも言うべき強さを楽しむという事である。実際リースはどんな環境でも必ず、相手を抹殺しており、それは回を重ねるごとに、派手に残虐になって行く・・・。
一人で海兵隊の提督を基地の中で抹殺するなど、もはや人間離れした行為に、
「いや、いくらなんでも・・・」
と思ったらつまらなくなるので、ここは、
「いいぞ!もっとやれ!」
みたいにフィクションならではの残虐さで楽しむのがいいでしょう。
まあ、家族殺す必要ないのではないか・・・と思うのですが、それだと物語が始まらないから仕方ないですが、動機もなんだかショボいので、あくまで深読みはしないほうが良さそうです。
みんなぶっ殺して大団円とはならないのは、こういった動画の宿命だと思いますが、やはりターミナル・リストも、ハッピーエンドではなくバッド・エンドでした。
そういえば、ランボーの第一作目もランボーが強いだけで、内容が全く無かったが、それに通じるものが今回のターミナル・リストにも通じるものがあるなあ、と思いました。(もちろんランボーも好きです)
アマゾンプライム会員であるなら、クリス・プラットもかっこいいし、映像もきれいなので(無料で)見て損はないです。
アマゾンのFireHD10とアマゾンのヘッドホンで鑑賞すると、恐らくドルビーアトモスで再生されて、立体になるので迫力がありますよ。ただFIREHD10は重い。