ジャンクな脳と記憶

本を通じて人生の幸福を考えています。

後回しにしない技術とは

 

 はい、皆さん今日は人生で一番若い日です。やるべき事があるのなら、今すぐ取り掛かろうではありませんか。今回は「後回しにしない技術」と言う本を紹介する。

 皆さんはどうでしょうか?子供の頃、夏休みの宿題は早く終わらせる方でしたか?私は最後の一週間で追い込みをかける方でしたが、その一週間の中でも、「まだ明日があるし・・・」みたいに考え、さらに追い込まれる方であった。

 この、明日やればいいや的な発言は日常生活ではよく登場する発言であり、後回しにした結果、成し遂げる事が出来ないなんて話はよく聞く話である。

 

 本書では色んなテクニックが書かれているが、まあ要するに信念だと言う事である。こう言うと身も蓋も無い話であるが、結局なところ、今行っても、明日行っても行う事自体に差異がある訳ではないので、だったら今やった方が良い、と言う事なのだ。

 

 ビジネスの現場でも、早く行うと言うスキルは分かりやすく、かつ有益な事だ。早く返事を返したり、早く仕事を終えるだけで、その人の評価は上がりやすいであろう。

 前述したが、どうせやるのは同じなので、だったら評価が上がる方法で行ったほうが良いに決まっている。

 

 私の友人で本好きの人がいるが、彼はそもそも「偉人が月何十冊も読んでいるから、自分も読む」みたいな動機であったが、そもそもビジネス書などを何冊読んでも、結局アウトプット、実行しなければ何の意味もない、逆に頭でっかちになって、「あの著者がこう言ったから」とか「あの本にこう書いてあるから」と屁理屈ばかり言うようになり、全く生産性が無い。そういった人に言えるのは直ぐ行動しないという事なのだ。

 

 「明日から本気出す」的な発言でお茶を濁す方は、いろいろ出来ない理由を探すのが旨いのかもしれないが、そもそも出来る人はそんな事すら考えず、行動に移してしまうのではないだろうか。

 今すぐ行動するのは、そう今が一番若い日なのだから、そう「今すぐ」なのです。色んな事に躊躇している間に、そのタイミングを失ったり、無くなってしまったりするのでは、後悔ばかりが増えてしまう、改めて(林修のように)「今でしょ!」と叫んで行うようにしよう。

 

 あと、具体的に「自分は今すぐ行う人である」と宣言して、自分自身をそういう人間だと認識するのも効果的であるという。人はだれでも、「自分はそういう人間だ」と決めつけているフシがあり、それに合致しないと、心が落ち着かないと言う。

 例えば「私はだらしなくダメな人間だ」と思っていたら、いくら早く行動しても、違和感でストレスが溜まってしまう。そこで「自分はすぐ実行する人だ」と自分を宣言する事で、違和感がなくなり、また本当にそういう人となっていく。

 

 さて、今から後回しはやめる事にしましょう。