PS3は死んだのか?
今年のクリスマスプレゼントはPS4が一番人気ということらしい、今や子供に人気なのはWiiUや3DSではなく、少し大人びたハードPS4という事らしい。
ゲームのグラフィックが急激な進化を遂げた今の時代、画面は映画のようになり、そもそも操作すら必要なのか疑問に思う位になってしまった。
無論、それは正当な進化であり、今の時代当たり前の事なのだろうが、老ゲーマーの私にはゲームと言うのは、そもそも点取りゲームである以上、お花畑で蝶がひらひら棚引くゲームでも、数万人を強制収容所でガス室に送り込むゲームでも、ゲームの本質は変わらない、もっと言えば、ゲームの開祖アタリ社のポンと最新ゲームのバトルフィールドであっても同じものなのだ。
アタリ社のポン。テニスゲームであった。
PS4のバトルフィールド1。同じジャンルでの進化は、デジタルの世界では凄まじい。
PS4は所有していないが、その進化は極まっているのに違いない。確かに映像がゲーム性に直結するジャンルもあるので(レースゲームなど)新しい刺激を求めるゲーマー諸君は堪らないハードであるだろう。
で、私の愛機「PS3」だが、実は購入してから5年ぐらい全く起動していなかった。
私自体がゲームに時間を取れる暇が無くなってしまったのもあるが、そのグラフィックだけで売り込むその頃のゲームに全く興味が持てなくなっていたからだ。
しかし、もともとゲーマーであった私は、横目でPS4が値下げになるのを見ながら、(「PS3」をまったく起動していないのにも関わらず、だ。)購入欲を沸々と醸し出していたのだ、そして今年値下げを得た後、嫁の了解も得て購入しようと思い立ったのだが、、、)
欲しいソフトが無い。
事に気づいたのだ。最新のゲームを見ても、何か既視感が半端なくグラフィックがキレイなだけで喜ぶほど、私は初心では無くなってしまったらしい。
かろうじて欲しいと思ったのが、アーケードアーカイブスのダライアスであったが、
これではまったくPS4じゃなくてもいいんじゃ・・・。
と思い購入意欲も萎んでしまい、結局買うことは諦めた。
せっかくなので、「PS4」を立ち上げてみて(アップデートがかなりあった)一緒に買ったウイニングイレブンがどっかにいってしまったので、オンラインで幾つか購入してみることにした。
で買ったのが、
ワンダーボーイモンスターランド。
カプコンジェネ−レーション。
グラディウスV。
・・・PS3どころか、PS2でいいのではないだろうか?
ところが、このレトロゲームたちは実に具合がいい。
まず、
1. さらっと出来るので、時間がかからない。
2.設定や世界観を知らなくても楽しめる。
3.難易度が高いが、少しずつうまくなるのが分かる。
まず1だが、これは大人には重要で、TVを占拠してある程度時間がとれるには限界があり、高橋名人ヨロシク、1時間程度である。これぐらい短小のほうがいいだろう。
2はただ打つ、とか、ただ右に進んでいくというもので、マニュアルを見なくてもある程度進めるのが簡単で良い。ボタンが増えると操作を覚えるまでに投げ出してしまうが、それが無い。
3だが、以前レインボーシックスベガスをプレイした事があるが、私はその下手さにビビるくらいであった。何回プレイしてもオンラインで一人も倒せず、何回も殺されるひどいものであった。だが、横スクロールシューテイングはパターンが単純で、何回か繰り返すと少しずつ進めるようになる。
と、いうわけで最新ゲームはそれなりに面白さがあると思うが、忙しい現代人には中々時間の振り分けが難しく、枯れたゲーマーには、
枯れたハードがちょうどいいという結末でした。
買ったゲームは次回以降レビューしていきます。