男のファッションは難しい。ユニクロでも十分なのか?
デザインはオーソドックスなパーカーだが、値段以上の暖かさである。
90年台とかだと、ファッションはイコール経済力と深く結びついていた。その頃の安物は安かろう、悪かろうで、生地や質感に大きく差があった。
ブランド物が流行っていたのも特徴的で、何らかのロゴが付いたものを誰もが身につけていた様な気がする。
ところが、現代は生産力や流通の変化によって安くても十分な質感をもつものが多くなった。
実は先日ユニクロに行って、防風パーカーなるものを購入してみた。
機能的にはとても満足いくものであった。
化学繊維の肌触りが良くて、高い襟も寒い日には重宝しそうである。重量も軽く、何よりも4000円以下で買えるパーカーではダントツに保温性が高い。
同社のヒートテックをインナーで着れば、真冬でも乗り切れそうな気がする。
(因みに私は下着に同社エアリズムを愛用しており、これでないと気になるレベルまでになってしまった)
これだけ質感を高めたものを安価で提供していることが驚異的だが、そこは機能性という事だけで、やはりアウターはユニクロはちょっと・・・みたいな人がいるのも事実である。
たしかにフォーマルな場所では、もう少し分かりやすい高級感をだしたりした方が良いと思うし、実際私もユニクロのダウンジャケットを購入した事もあったが、デザインや機能に不満があって結局着なくなってしまった。
服は機能性もさることながら、デザインなどの複合要素が必要だと思い知らされた結果となった。
だが、パーカーであったり、ジャージであったり、インナーとかはコストパフォーマンスが最高に良いので、ぜひ防風シリーズを店頭で見てみてください。