ジャンクな脳と記憶

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暖房の最強はどれだ。

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ダイキン工業のうるるとさららはエアコンの中で唯一加湿が可能だが、できるのは最上機種のみとなるので注意が必要である。

 

2015年の気温はあまり低くない。観測史上もっとも暑い夏を得た2015は、暖冬という言葉を通り越して、おいおい大丈夫か?と思わせる暖かさだ。

温室効果ガスのせいかどうかは不明だが、なんらかの関係はあるのかなあというのが正直なところ、一個人でいえば、石油安と相まって温かいほうが助かるというのが本音だ。

さて、私個人で言えば 石油ファンヒーターのような化石燃料をダイレクトに使う、いわゆるストーブはもう何年も使用していない。

補給が面倒だし、ガソリンスタンドから一斗缶に入れて運ぶのも嫌だし、なによりも臭い。引火することはほぼないだろうが、補給するときに溢れたら目も当てられない。灯油が余った後の処理も面倒だ。

最近は専らエアコンの暖房を使用しているが、最近のエアコンであれば暖房能力は問題なく、部屋中が温まるので快適だが、どうしても湿度の低下が起き、乾燥を招くのが弱点であろうか。

 

ダイキンのエアコンは加湿が可能だが

 ダイキンのうるるとさららシリーズ(型番ではATR)は無給水加湿が可能で、いわゆる水を必要としない加湿だ。加湿空気清浄機をお使いの方はご存知かと思いますが、この水を入れるという行為が、面倒であり、汚れる原因なのだ。水垢やカビなどの汚れに悩まされた人は多いのではないか。

うるるとさららは、エアコンの室外機が空気中の水分を取り入れ、室内に流す仕組みであり、いまのところエアコンでそれができるのはダイキンだけだ。

冬場の乾燥した空気から十分な水分がとれるのか疑問であったが、公式発表によると、2.2kwの6畳タイプでも1時間あたり470mリットル/hということで、中々優秀ではないだろうか。(シャープの加湿器の6畳タイプは1時間あたり450mリットル/h)

しかし、一番安価な2.2kwのタイプでも150000前後、5.6kw(18畳タイプ)なら250000前後だ、これに工事費とうがかかれば、結構な値段であろう。

ただ、空調機器がエアコンに頼っているのなら、10年は買い換えない計算で言えば、なかなか良い選択なのではないだろうか。

 

工事が出来ない家庭もある。もっと気軽に暖かくしたい。

 いくら性能が良いといっても、いきなりエアコンを買うのはちょっと、という方が殆どではないだろうか、子供部屋にとりあえずの暖房器具、なるべく安全なものというのなら、オイルヒーターやセラムヒーターなどはどうだろうか?

導入は2万前後からあり、狭い部屋なら十分な能力を持っている。デロンギのヒーターなら表面温度は80℃以上は行かなくなっているので、子供部屋でつけても安心だし、空気も汚さない。なんといってもクラシカルなフォルムと、じんわりと暖かくなるのがなんとなく体に良さそうだ。時間が掛かるが、部屋全体が温まるのもポイントが高い。

 

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デロンギのオイルヒーター、クラシカルなフォルムが気に入るかどうか。

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シンプルな操作性、出力の変更とタイマーが付いている。

 

 

 

電気代を考慮にいれないと、ヒーターは意外に高い。

前述のオイルヒーターだが、2つほど気になる点があった。

一つはオイルが入っているため重量が重く、運ぶのが結構たいへんなのと、転倒でもしたら結構なダメージを食いそうだ。クラシカルなデザインも良いふうに捉えればいいが、長方形の形をしているため、設置面積はけっこう必要そうだ。

あと、意外に電気代が高い。

出力は切り替えが可能だが、冬場は比較的高出力だ行う事が多いかと思うが、大体1200wか1500wの消費量がありそうだ。これは前述のエアコンが8畳で平均800wなので、少し大きいのかもしれない。

 

電気ストーブなら、シーズヒーターがおすすめ

 カーボンヒーター、シーズヒーター、電気ストーブといくつも呼び方がある。電気暖房機だが、シーズヒーターは遠赤外線が強く、強度にすると暑いくらいだ。カーボンヒーターは立ち上がりが早いが、シーズヒーターより遠赤外線が弱いので、温かいのはシーズヒーターのほうだ。

遠赤石英管ヒーターと呼ばれる、安価な電気ストーブは安いが効率が悪く、あまり暖かくない。この手のタイプならシーズヒーターがおすすめだ。

 

ヒーター系は1200Wの消費電力が多い、それは言い換えれば、ドライヤーをずっとかけている状態を続けているようなものだ。

家の中で何台も使用しているなら、まとまってエアコンを入れた方が経済的だが、そうはいかない場合は、シーズヒーターをお勧めする。

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ダイキンのシーズヒーター。首振りの角度も左右70℃と大きく振れる。