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ジャンクな脳と記憶

レトロなゲームや読書の話題、ゆるりと。

怒!世の中に蔓延る怒号を蹴散らせ!

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タイトルはアーケード版を踏襲した内容で、飛行機が墜落するアニメーションも収録。否が応でも期待が高まるが、すぐにその期待は砕かれる事となる。

 

「オレがアメリカを愛したように、

アメリカもオレを愛して欲しかった」

 

これはかのシルベスター・スタローンが演じたミニタリーの傑作映画「ランボー2怒りのアフガン」からのセリフだ。献身的にアメリカの為に戦うランボーを迎えるのは、あまりに希薄なアメリカの支援であった・・・的な感じであったと思ったが、なんせもう随分昔の映画だ、よく覚えていない。とにかくスタローンが銃をぶっ放して全てを解決する映画だったと思う。

そんな単純なストーリーが受けたのか、我らがファミコンにもこのミニタリーブームがやって来たのだ。

思い当たるだけでも「戦場の狼」「フロントライン」「ダウボーイ」などこの手の題材はゲームに向いているらしく、新旧共に色々なタイトルが出てきた。

 

そこで今回の題材はズバり「怒」である。思えばすごいタイトルだ、もうすでに怒っているではないか、だが本当はこのソフトを5,500円で買った消費者が感じる一番の感情がこのタイトルである可能性が高い。

 

このドストレートなタイトルは恐らく「ランボー2怒りのアフガン」の怒りの部分にインスパイアされた可能性が高い、当然主人公の男は、マッチョ+上半身裸がディフォルトである。ライフル片手に一個師団以上を蹴散らす所も共通している。が、ランボーと違って、我らがラルフ大佐(1P側プレイヤーの名前)は敵陣に正面を切って突入する潔さ、誰かが言ってたよ「勇気と無謀は違う」と。

 

敵の戦車を奪い、拠点を手榴弾で破壊し、ラルフ大佐は進んでいくが、いかんせんラルフ大佐動きが遅すぎるぜ、敵の弾丸も比較的早いので間合いを見間違うと即死亡する。おまけにコンティニューが無く(裏ワザで存在したが)敵の出現場所を覚えないと、まるで歯がたたない、元々アーケード版が元ネタで、そのアーケード版は特殊なレバーで操作するタイプであったため、我らファミコンでは荷が重いというものである。操作性はお世辞にも良いとは言いがたい。

 

蛇足だが、途中で出てくるモヒカンの大男が居るのだが、この男、恐らく棍棒を振り回しているらしいが、どうもても大きなしゃもじにか見えず、尚且つその世界観にまったくあっておらず、どういう設定なのか計り知れないものがある。この浮いたキャラクターの事を我々は「シマ」と呼んでいたが、それは一人の友人の名前であり言い換えれば、悪口である。因みに「シマ」は死ぬと爆発する。

 

このようなオリジナルティーは要らないから、もう少しアーケード版に似せてほしいと思ったものだが、当時のファミコンの能力では到底同じものなど出来るはずもなく、似せれないのならオリジナルの要素を入れようと、夜中の企画会議で決まったのであろうかと邪推したくなる位だ。

 

意外といえば意外だが、二人でプレイすると思いの外盛り上がる、そこはこのゲームが評価されていいと思うが、ボッチだと大変苦痛を伴うことは間違いない、そして倒された兵士がどう見ても踊っているようにしか見えないのも、当時のゲームの儚さと言っていいだろう(大袈裟)

 

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巨大な吊り橋に、ジャングル、敵要塞などステージは中々凝っているが、いかんせん操作性が悪すぎる。写真は戦車に乗って敵を粉砕しているところだが、戦車も渡れる吊り橋ってすごい、見た感じ木製だし。

 

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通称「シマ」がしゃもじを持って襲いかかる図。ファミコン版オリジナルキャラクターで世界観をぶち壊す容姿だが、結構強い。そして変なキャラクターには友人の名前をつけるのは中学生くらいでは良くあること。