ジャンクな脳と記憶

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どうしたコナミ。小島監督退社について考える。

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おっさんゲーマーに好きなゲームメーカーを聞くと大体「コナミ」か「ナムコ」あるいは「任天堂」とか出て来るであろう。」ここで「トンキンハウス」とか「ケムコ」とかいう強者もいるかも知れないが、それはそれマイノリティな存在であろう。

ファミコン時代はとにかく「コナミ」は人気があった。前述のナムコ、そしてセガはゲームセンターでもゲームを出しており目に触れる機会が多かったし、高嶺の花であったゲームセンターのゲームをショボくファミコンに移植してくれたかである。だいたいどれも似ても似つかないものが多い中、「コナミ」は比較的移植の度合いが良く、中でも音楽は数あるファミコンメーカーの中でもトップクラスだったのではないだろうか。

 

そんなコナミがなんかおかしくなっているという。まあ、多角経営の一部門に成り下がったゲーム部門はもはやコナミとしては要らない部門なのかも知れない。

コナミに合併された「ハドソン」の社員や漫画家のさくまあきらさんのコナミに対する恨み節は特に強烈で、名作「桃太郎電鉄」がもう陽の目を見ることがないというのは非常に残念だ。

そして今回「メタルギア」シリーズで有名な「小島秀夫」さんが退社したという。これは任天堂で言えばマリオの生みの親宮本氏が辞めるみたいなもので、コナミとしては結構なトピックスなのではないだろうか。

肝心の小島さんに関しては、私自身は「スナッチャー」PC88版が一番好きなのだが、残念ながら「メタルギア」初代のみしかも友人から借りたMSX2のみでプレイしただけだ。当時とはしては珍しく、背景に凝った設定で独特の世界観があったと思う。

最近の作品は全く知らないのだが、画面を見る限り日本のメーカーも頑張っているなあというのが正直な所で、是非張り合ってほしいと思っていたのだが、どうやらコナミはコストのかかる家庭用ゲーム機の規模を縮小しようとしているらしい。これは寂しい事だ。

 

経営者としては仕方ないことかもしれない。いまやゲームは映画並みの開発費がかかるし、それをペイして利益を上げるのはなかなか難しいであろう。そう、ゲームは斜陽に差し掛かっているのだ。そもそもゲームなどは一般に認知されているものではなく、あくまでマニアのものであり、それは「僕趣味はゲームです」なんて可愛い女子のまえでは言い難いものであったはずだ。

 

ゲームブームに乗ってその需要は高まったが、結局その進化が「画面が綺麗」や「音が良くなった」程度では一般的にはまだ認知される趣味にはならないということなのだろう。結局インドア系の趣味にたいしては世の中は寛容では無いと言うことなのだろう。

 

例えば何か犯罪が起きたとしてその青年がたまたま友人が少なく、趣味がパソコンであったりゲームであったりした場合、おそらくマスメディアの偉い先生方はその趣味と事件性を同列で考えるのではないだろうか、それが因果関係があるなしに関わらず、だ。

 

まあ、つまるところコナミは昔ゲームオタクであったが、今は趣味がスポーツに変わった人がその昔の黒歴史を消え去ろうとしているのではないか、と思ってしまう。

 

どのみち私が愛したコナミはもうとっくに無くなっていたのだけれども。