書評「知性を鍛える 究極の筋トレ」
さて、皆様「筋トレ」していますか?
私はしています。「筋トレ」をしている兄貴たちには科学的根拠を、
まだ、「筋トレ」していない諸兄たちにはやる気を起こさせるために、この本を読もう。
死ぬまで自分の足で歩きたい。
歩けなくなる。健常者なら想像もつかない事だが、周りを見てみると、自分で歩くことが出来るお年寄りと、車いすや歩行器などを利用している人との大きな違いは「生活の制限があるかないか」である。
歩くことが出来なくなれば、人生の選択が少なくなり、活動的になる事が億劫になってしまう、その結果、活気が失われ、心が閉ざされてしまう事もあるでしょう。
歩けなくなる原因は勿論色々あるが、主に筋肉の減少による歩行困難が原因が多いという。
人間は30代から筋肉は減少し、そのままでいると年々1%づつ失われてしまうのだ。
そこで筋トレだ!
ダイエットなら筋トレだ。
筋肉は脂肪を消費する。これは心理であり、すべてである。
筋トレをすれば痩せやすい体になり、基礎代謝もあがるので、痩せるなら糖質制限より筋トレなのだ!
筋肉をつけるとエネルギー消費率が上がり、イリシンやインターロイキンなどの物質が出来て、更に痩せやすくなるのです。
ちなみに私は以前、糖質制限ダイエットをした事があるのですが、筋トレをセットでやらないと、筋肉量が減り、見た目がガリガリになってしまって、不健康さ丸出しでかっこ悪くなってしまいました。また疲れやすく、イライラしやすくなってしまったので、やはり、ダイエットなら筋トレ!なのである
勉強するなら筋トレだ!
研究によると運動前より運動後の方が記憶が良くなるという研究結果があるという。
筋トレをすると、イリシンという物質が分泌され脳の海馬に働いて、脳が活性化し、認知機能が発達するという。
運動をすると、気分がよくなったり、やる気が出てきたりのは運動ホルモンであるテストステロンが分泌され、自律神経が整えられるからだそうだ。
これはもう「筋トレ」やるしかないでしょう
個人的な意見ですが、おっさんになってから常にイライラしていました。それは理由もわからず、怒りが心から湧いて来るというという感じであり、自分でコントロールできない類のものでした。
周りの人たちに煙たがれるのも時間の問題くらい切迫した心境の中で、運動+筋トレを始めたところ(実際問題、気分転換くらいに考えていた)
筋肉がつき始めた頃から、心に余裕が持てるようになり、前よりイライラが減ったのである。
したがって、何かするにも筋肉が必要な事は明らかであり、その筋肉の総量によって心までもが変わってしまう事に驚きがあります。
健康がすべての基礎になる事は間違いなく、乱暴な言い方をすれば体がラクに動けば、万事OK、人生幸せという事なのだろう。
さあ、このような筋トレの本を読んで、心を開放しようではないか。