ジャンクな脳と記憶

本を通じて人生の幸福を考えています。

シュワっとしてれば何でもOKです!

 

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炭酸水メーカーの蓋。UFOじゃないよ。

 

 

おっさんになってくると、毎日ビール等のアルコールを何本も飲んでいる人は多いと思う。これは若い人には少ないかも知れないが、おっさんとなるとかなりの確率でアルコールこそ唯一の楽しみであり、大人の嗜みと思っているのであろう。

実際、酒ぐらい飲めなければ会社の懇親や、得意先の接待や商談に支障をきたす方もいることであろう。どうやらオヤジという生き物は酒がないと楽しむことが出来ない生き物らしい。

チャンドラーの「長いお別れ」*1のようにバーボンが似合うニヒルな探偵ならいいが、実際は腹の出たこの上もないような醜い中年なわけだから、身も蓋もない話である。

そんな酒に溺れた島村哲三(45歳、仮名)は結婚生活15年に達するしがないサラリーマンである。哲三はもはや嫁には相手にされず、一人娘のナミには「お父さん、臭いからキライ」などと言われ、会社ではもはや出世の希望もなく、課長に「島村くん、君は何度言ったらわかるんだ!」など詰られ、さらに課長は同期ときてる。

畜生!あいつはオレを目の敵にして、オレだって、オレだって・・・。

哲三の憤りをもはや誰も理解することはなく、その存在は話題にすらならず、新入社員のマリちゃんに、ちょっとした恋心を抱いていても、それを悟られる事もなく、だだじっとデスクの資料の隙間から眺める事しかできないのだ。

 

「ねえ、島村さん、またマリの事見てるわよ」

「え、何かしら」

「何か用か聞いてみたら?」

「この前、聞いてみたけど、なんか何言っているのか分からなくて・・・」

「いやあね、きっとイヤラシイこと考えてるに違いないわ」

「それは・・・」

「アンタ、きっと島村さんの妄想の中で真っ裸にされてるわよ」

「嫌だ、そんなの」

「ねえ、訴えちゃいなよ、セクハラで」

「気持ち悪いわ」

 

くらいの事を陰口で叩かれ、我らが哲三はもう酒に溺れるしかないじゃないか。

 

と、まあここまでが前置きだ。

 

アルコールにもいろいろあるが、スパーリング系であれば、実は炭酸が入っていれば何でもいいのではないかと疑って見るべきである。

ここ最近購入したもので、炭酸水メーカーが一番ヒットした(個人的にだが)ビールでなくとも、コーラでなくとも、なんだ炭酸でシュワっとしていれば結構満足できるのだ。

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いろいろ種類があるが、電源が要らないのがいい。構造も単純なので故障も少ない。

 

なお、我が国では実は麻薬とか脱法ハーブなんかより、アル中の方が圧倒的に多い、これを期におっさんは炭酸水に変えてみたらどうだろうか?

 

 

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 この蓋の部分にカードリッジを刺して使用する。炭酸が入ったらかき混ぜて冷蔵庫に入れれば終了。非常に簡単だ。

 

カードリッジも24本で1000円強だから、経済的。なかなか強炭酸で美味しい。

ハードボイルドには程遠いが、現代ならそれのほうが女子に好感が持たれるのではないでしょうか?

不思議と炭酸水なら飽きずに飲めるのである。私はただの水道水(浄水器付きだが)を炭酸水にして毎日飲んでいるが、もうそれで十分である。まあ、もともと酒はそんなに飲まないのであるが・・・。

 

Soda Sparkle(ソーダスパークル)スターターキット1Lボトル クローム SSP014-SCHR[HTRC 2.2]

*1:レイモンド・チャンドラーのハードボイルド小説