ジャンクな脳と記憶

本を通じて人生の幸福を考えています。

全て喰らい尽くせ!パックランド。

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タイトルはがんばって居るが、アーケード版との落差が激しい、内容も似ているけど全く別の物と考えても良いレベル

毎年、期末になると彼方此方で道路工事が始まる。

此処は前工事したばかりのような気がするが、、、と思ってもお構いなし、当然予算を余らせる訳にはいかないので、いわば望まれない工事と言う奴だ。

ドリフのお約束のように、それは当たり前になりすぎて、誰ももはや不思議にすら、思わない。当然、議会でも問題視されないし、むしろ推奨されている気さえする。

誰も「志村ー!後ろ!」と叫ばないのである。

それは当然で、その後ろには特権階級の人たちが、何人もぶら下がっており、彼らが全て税金の配分を決めているのだから、そうなってしまうのであろう。

それは、多分政治のみの話ではないだろう。

事に書いて、会社の上司がこうは言わないだろうか。

「もっとがんばりたまえ」

「前年比を超えなければ、君たちは給料泥棒だ」

「予算を超えないのは、全て自分たちの責任だ」

みたいな台詞を吐く人間は、言い換えると

「自分は策が思いつかない、アホでしゅー」

と言っているのと変わらないし、前年をいつでも超えることは、論理状不可能だ。

それは、全ての物を喰らい尽くす、言わば癌のような存在だからだ。

また、そのような何もしない輩(主に課長とか部長とか呼ばれる人たち)を養うために予算が組まれているのだ。つまり、そいつらが居なくなれば、当然一人あたりの負担は軽くなる筈である。(数字上は)

「そんな事をしたら、責任は誰がとるのですか?」

と、さわやかが売りの、短いもみあげををした一橋大学卒の青年に問われるかも知れないが、そもそも、仕事に誰も責任なんて取れないのだ。

平気で平社員に責任を押しつけてくる上司もいるだろうし、そもそも怒られ役なんて、存在する意味があるのか疑問である。

そもそも、会社は法人という人間格を与えているので、その居もしない法人が責任を取れば言い話しである。

さて、全ての物を喰らい尽くすまで、突き進むというのはどうやら、資本主義に毒された我々現代人は正義と勘違いしているらしい。

予算を超えても、更に利益を上げようとしたり(そんなことをしたら、来年苦しむ事になる)そこに魚がいるというだけで、乱獲したり(結局市場に溢れ、単価が下がり、多くは捨てられてしまう)

このように、大変無駄が多い事となる。よく人間は欲望が尽きないという言葉を聞くが、実際は我々人間は、生物としては進化の過程にあり、欲望としては、言わば、食欲、睡眠欲、性欲などの単純なものが、言わば大切であり、もっと言い換えればそれが幸せであるのかも知れない。

「このTVで迫力の映像が!」

「この、サプリメントでみるみる内に痩せる!」

などの宣伝を見るうちに、その尺度を勘違いしてしまう。(むしろそうさせるように仕向けているのであろう)

しかし、実際は、仕事もそこそこで、寒い日に暖かい場所で、暖かい飲み物をのむだけで、人は幸せを感じるのであろう。

 

なんだか寂しい話になってしまったが、とりあえず、

パックマンは食べるのをそれ位で止めておけ、と言うのと。

会社の上司の言うことを、そのまま受けとる必要はない!と言うことを、万年平社員の私は言いたい!。

 

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パックマンの自宅。どう見てもキン肉マンの家にしか見えない。