どうせパクるならこれくらいやりやがれ!月風魔伝!
タイトルも似ている。ファミコンの味気ないタイトルが多いことを思えば、これはこれでアリと思う。
ゲームセンターで一際賑わせていたゲームの一つにナムコ「源平討魔伝」というのがある。源平討魔伝はその美しグラフィックで、瞬く間にヒットし、日本が舞台のゲームで(忍者以外で)も美しく、おもしろい物が作れる事を証明した作品であった。
当然、このブームを見逃す事はなく、巧みにファミコンにアレンジされたソフトが「月風魔伝」なのである。
源平討魔伝が源平合戦をモチーフにして、登場人物も歴史的背景に合わせ、義経、頼朝、弁慶などに対し、月風魔伝は「妖怪」と来てるが、ババアが酷似しており、鳥居や世界観などは、真似しているけどチャチになっちゃった。みたいな雰囲気である。
鎧を着た侍が、剣を振り回す時点で酷似してしまうのかも知れないが、それにしても似ている、がそこはコナミ。
「まねでも、おもしろくしちゃうよーん」
と、開発が宣ったのであろうか、以外におもしろいから不思議である。
先日、韓国のサムスンが自社のスマホブランドのギャラクシーS6を発売したが、これがアップルのiPhoneそっくりではないか、これはよく此処まで似させたなあ、というのが正直なところだが、ぜひサムスンには「月風魔伝」をプレイしてもらって、どうせパクるならこれくらいやれよ!と言いたくなる。
使命を伝えるのがババアの役目。これは似すぎなので、ここはジジイにして欲しかった。