ジャンクな脳と記憶

本を通じて人生の幸福を考えています。

書評

「頑張らない戦略」

今回は「頑張らない戦略」を元に語る。この本のコンセプトは効率よく行う事で「頑張る」という無駄な努力をなくしていく、という事だ。 昔、試験勉強で頑張って何時間も勉強したのに、全く良い点がとれず、逆に遊んでいるように見える奴のほうが良い点を取っ…

後回しにしない技術とは

はい、皆さん今日は人生で一番若い日です。やるべき事があるのなら、今すぐ取り掛かろうではありませんか。今回は「後回しにしない技術」と言う本を紹介する。 皆さんはどうでしょうか?子供の頃、夏休みの宿題は早く終わらせる方でしたか?私は最後の一週間…

やりたい事の見つけ方とは

今回は「やりたい事のみつけかた」をテーマに書いてみる。この本は具体的にその方法が書かれているが、読み終えた感じでは「やりたい事」を定義する事が大事であり、さらに仕事にするには、その内容をさらに深堀する必要がある。 個人的にはどんなに大好きな…

メンタルタフネス

メンタルが強い人というのは、一歩間違えると我儘で傲慢になりかねないが、概ね社会の中でプラスに出る事が多いのかも知れない。 そもそもメンタルが強いとはどう言う状態なのか?。 何を言われてもめげない状態なのだろうか、めげないとはどういう事か 「反…

書評「整える習慣」

最近何かにつけて「整える」という言葉をよく聞く、体を整える、メンタルを整えるみたいな言葉が喧伝されている昨今、あらためてみんな疲れていると感じます。 そんなストレス社会にいろいろな啓発する情報があるのですが、いろんな意味でコンディションを整…

書評「ストレスフリー超大全」

みなさんごきげんよう、ご機嫌じゃない人も多々いるでしょう。そう、この世の中、どこへ行ってもストレスだらけ、「幸福」ってなんだっけ?と自問自答したくなるこのっご時世・・・いや、本当に「幸福」ってなんだろう? 「幸福」になりたいと誰かが言えば、…

書評「心」

先日、ある人を見た。その人は子供であったが、尊敬するに値する価値観を持っていた。 お目当ての物が売り切れで無く、明らかに見劣りする色のものしか残っていなかったのだが、彼らはこう言ったのだ。 「赤色を買いに来たけど、もう青色しか残っていないね…

書評「天才はディープ・プラクティスと1万時間の法則でつくられる」

いきなりですが、あなたは物覚えが良いですか? 私は無茶苦茶悪いです。 色々な物を覚えた心算でも、いざ思い出そうとしても、全然出てこず、結局再び参考書を見る、なんてことは多々あり、その際は本当に自己嫌悪が起きます。 そんな諸兄に朗報です。 今回…

書評「もう怒らない」ための本

皆さんは温厚ですか、私は温厚になりたいのですが、(最近は少し真面ですが)怒れるおっさんです。 一時期は怒りの精霊に取りつかれた如く、あらゆる事に怒りの矛先が向いていたのですが、いろいろな本を読み進めるうちに、あまり怒りが湧き出る事はなくなり…

書評「知性を鍛える 究極の筋トレ」

さて、皆様「筋トレ」していますか? 私はしています。「筋トレ」をしている兄貴たちには科学的根拠を、 まだ、「筋トレ」していない諸兄たちにはやる気を起こさせるために、この本を読もう。 死ぬまで自分の足で歩きたい。 歩けなくなる。健常者なら想像も…

書評「しょぼい起業で生きていく」

今日はえらいてんちょうさんの著書「しょぼい起業で生きていく」を紹介する。 いきなりですが、皆さんは起業と聞くと、どう言う感想を抱くでしょうか? 成功する確率が低い。 失敗したら借金まみれ。 難しい。 資金が無いとそもそも無理。 とても根性がいる…

ダントツになりたいなら、「たったひとつの確実な技術」を教えよう

エリック・ベルトランド・ラーセン著の「ダントツになりたいのなら、たったひとつの確実な技術を教えよう」を今回は取り上げる。 ひさびさの啓発本のレビューであるが、精神論がほとんどの場合が多いこの手のジャンルにて、具体的な方法が書かれているのは特…

何故アフロなのか?-寂しい生活

稲垣えみ子さんの著書「寂しい生活」を読破した。 彼女を知ったのは確か「報道ステーション」に出演した時であったと思う。その相貌もかなりのインパクトであったが、言動も一線を駕す発言であった事で興味をもった次第である。 稲垣さんは強烈な「ボンバー…

体は自然に適応する。サバイバルボディー

私たちは快適を求めてきた。夏は涼しく、冬は暖かい。自然の過酷な環境を不自然に捻じ曲げて、体を甘やしてきた。 その結果、我々の体は以前より軟弱になり、もはや囚人の如く建物の中でしか生きる事が出来なくなっている。 それと伴い、病気になり易く、疲…

たのしい縮小社会

我が日本は人口が減っているらしい。このままで行くと2055年には1億人を割り込むという。 これに対して、人口減少は国力の低下という事をよく耳にするが、本当にそうなのだろうか? 欧州各国に比べて、日本は人口が多いし、密度も過密である。日本より人口が…

野生の遠吠えは原始の音色  柴田哲孝「WOLF」

日本オオカミが絶滅して100年強、動物園で見たオオカミはデカいシベリアンハスキーのような風貌であったが、その顔つきは明らかに人間に媚びない荘厳さを兼ね合わせていた。 つまるところ、完全に自然の体をしており、その迫力は飼育されていても変わらない…

所有する事で弱くなってしまう「持たない幸福論」

あなたは何のために生きていますか?この世で一番必要なものは何ですか? この質問の答えは人によって違うと思われるが、何人かは「お金」と答えるであろう。だが、お金自体に価値はなく、お金は何かと交換できるからもてはやされているに過ぎない。 で、物…

会社がなんだ!「明日クビになっても大丈夫」

今回は「明日クビになっても大丈夫」を紹介します。私は存じ上げなかったのですが、著者のヨッピーさんは、ネット界隈では有名な人らしく、この本は彼のどうやって会社を辞めても、食いっぱぐれがないかを自伝的な記述で紹介しているものだ。 ネット界隈では…

共感できるかどうかはあなたが純粋かどうか?「どん底から最高の仕事を手に入れるたった一つの習慣」

ここに二人の若者がいる。 若者は友人であるが、性格は真逆である。 いつも刺激を求めるストレートな性格の「シバちゃん」 おっとりとして、安定さを求める「ターくん」 この二人は仕事を通して垣間見る人生の意味を考えていくのだが、 シバちゃんは大学を卒…

物を買わなければいい事ばかり?「より少ない生き方」

今回もミニマリストネタで行きたいと思う。 今まで色々な本を読み漁って来たが、幾つか心にヒットしたものがあるのだが、 物が少なく暮らす(ミニマリスト的な発想) 健康(運動と睡眠) 自然(人間のシステム的に自然は欠かせない) これらをひっくるめると…

nature fix自然が最高の脳をつくる

皆さんは自然に触れていますか?私は自然が大好きです。 だけれども、それは最近の事で、昔は自然は大嫌いでした。 だって、自然環境は 暑かったり、寒かったり 訳のわからない虫がいたり するために清潔が好きな現代人なら、自ずと屋内で過ごしたくなる気持…

もう仕事辞めたい病が再発!本当にもうあかんとき「そろそろ会社辞めようかな」

今回は実生活とリンクする内容である。 実を言うともう疲れた。 昨年の繁忙期にて、ひと月で3キロも痩せてしまって、睡眠不足のため究極のマイナス思考に陥ってしまい、「もうアカン、もう死ぬしかない!」 ぐらい思いつめてしまった。 人間忙しすぎると、思…

ホラーなのにちゃんとミステリー「ぼぎわんが来る」「ずうのめ人形」「ししりばの家」

今回は澤村伊智の「比嘉姉妹」シリーズの三部作「ぼぎわんが来る」「ずうのめ人形」「ししりばの家」をおすすめする。 これらはジャンル的には「ホラー」に分類されるが、読んでみると分かるが「ミステリー」的な要素が含まれている良作であり、読み始めると…

それにすべての人間は支配される「習慣の力 The Power of Habit」

皆さんは毎朝起きると、顔を洗いコービーを飲み、朝食を摂ったり、スーツに着替えたり、だいたい順番が決まっているのではないだろうか? それらは特別意識しなくても、無意識にルーチン通り、正確に行われる事があたりまえ過ぎて、その事すら気にかける事も…

その正体は?ハーメルンの笛吹き男ー伝説とその世界

みなさんも一度は聞いたことがあるハーメルンの笛吹き男の話。古ドイツの昔話であり、ある意味教訓めいた内容と、その不気味な結末に童話というより、ホラーのような展開にうすら怖くなった覚えはないだろうか? 古ドイツの伝承では「ブルーメンの音楽隊」が…

男はつらいよ「隻眼の少女」

男というのは辛いである。もちろん女性も辛いだろうが、男たるもの幼少期を過ぎるとどうしてあんなにもしょうもなくなってしまうのであろう。 思うに男性は中学生を境目に子供っぽさが抜けず、見た目がどんどん劣化して、愚痴っぽくなり、それでいて若い女が…

タイトルは気後れするが「絶対達成マインドの作り方」

皆さんは朝上司が朝礼などで「やればできる」的な発言をしたらどう感じるだろうか? 「できるわけねーよ」 「そういう根拠もない事を言わないで欲しい」 的な感情が浮かぶ方も多いのではないだろうか。 それは確かにそうなのだろが、そういった「根性論」的…

名前に隠された秘密「祝山」

「祝山」と名がついた山があったとしたら、あなたはどう思うだろう。きっと縁起が良い事が起きそうな気がするが、実は「祝山」は「位牌山」が変容したのだとしたら、 ホラーと聞くと、見た目クチャクチャな女(あるいは男、ジジイなど)が突然現れて、脅かす…

誰もが憧れる1流とは「一流の人に学ぶ自分の磨き方」

皆さんは自分を何流と思いますか?中々自分が1流と言うことは(思っていても)ないでしょうが、いつでも自分の自尊心は1流でありたいと願うものです。 だが、そもそも人の見えないランクというのは定義が曖昧であるため、ましては一流かどうかは第三者が決め…

そもそも全能の神は全能が故に存在しない。さよなら神様

以前紹介した。麻耶雄嵩の「神様ゲーム」の続編で、鈴木太郎こと「神様」が犯人を提示して、それを逆説的に思考していくスタイルであり、前回が一つのストーリーを追うに対して、今回は5篇のオムニバス方式を取っている。 今回も強烈な摩耶節は健在で、最後…