ジャンクな脳と記憶

本を通じて人生の幸福を考えています。

レトロゲーム探検記 ドラゴンクエストⅠ 

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さて、今回は国民的RPG「ドラゴンクエスト」の第一作目を取り上げる。

とは言っても、今回私がプレイしたのは、スマホ版であり、これに関しては

なんだよ、ファミコン版じゃないのかよ・・・・。

的な気持ちは十分理解していますが、手軽という言葉どおり寝っ転がってプレイできる本作はまさに経験値上げがほぼすべての本編に対して、かなりのアドバンテージがあり、かつ隙間時間に出来る(隙間時間にプレイできるゲームなど!言語道断!ゲーム好きなら、寝食を削ってでもプレイしやがれ!)ので今回はチョイスしました。

 

 

画面もスーファミなみのグラフィックなので問題なし、ただタッチパネルはどうもなれませんが、アクションゲームではないので、まあ良しとします。

 

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お約束のBGMとタイトルの後、名前を決めていざスタート!

このセリフ回しが堀井雄二節でとても良いです。

 

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町や城を訪れ情報収集します。この町の人と話す事が出来たのは、このドラゴンクエストが最初だったと思います。当時マイコンベーシックマガジンで見ていたパソコンのRPGなど、あこがれのRPGがファミコンでできるという事が何よりも画期的でした。

 

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今では当たり前のパーティシステムは無し、主人公はタイマンでモンスターと戦います。今プレイするとモンスターの数の少なさに驚きます。

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まだ日本にファンタジーが馴染みが無いころでしたので、吟遊詩人の意味が分からなかったが、今こうしてプレイしてみると、ネーミングセンスや確立した世界観に驚きます。

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アレフガルドを旅しながら、勇者として練度を上げていく主人公。各地に秘められた秘密、王女の奪回、町の番人ゴーレムとの闘いなど、ドラマもあります。

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そして竜王との対決!禍々しい竜王の城の奥に棲むラスボス、ここからボスが2段階に変化する歴史は始まっていたのです。

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竜王を倒し、「光の玉」を奪回した勇者。それによって世界は平和が訪れました。勇者はアレフガルドの王になる事を拒み、王女を連れて新しい旅に出かけます。

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感動のエンディングです。

スタッフロールが流れる映画的演出に当時の子供たちは、いたく感動したものです。当時のゲームはエンディングが無く、また振り出しに戻るか、簡単な1画面のエンディング画面しかなかったから、ドラゴンクエストの完成度の高さに驚いたものです。

 

   

総評

 

ドラゴンクエスト1は当時の技術で最高峰である事は間違いないが、子供相手の商売なのだが、優れた作品は子供向けであっても大人が楽しめる仕様となっており、本作はその大人が楽しめるゲームである事は間違いないだろう。

そして、ゲームというジャンルが他のエンタメに決して劣っていない事を証明したのではないだろうか。