ジャンクな脳と記憶

本を通じて人生の幸福を考えています。

エンドオブトンネル

事故で家族を失った男は、一人では広すぎる家に一人で住んでいた。

男は車いすで、地下にある仕事場?でパソコンを修理しながら、日々静粛に暮らすだけの毎日であるのだが、経済的困窮のため、2階の部屋を貸し出すことにしたのだが、そこに応募してきたのは、ストリップダンサーとその子供であった。

 

てなわけで、今回はプライムビデオで絶賛放映中である「エンドオブトンネル」を紹介する。

 

この映画どうやら、ブエノスアイレスが舞台という事でアルゼンチンの映画らしいが、つくりは非常に真面で、所々に散りばめられた仕掛けが、最終的に回収されていくさまがとても心地いい。

主人公のおっさんも中々渋いおっさんで、改めて外人はおっさんでもカッコいい事が認識される次第である。

ヒロインの見た目は、ケバイ感じであるのでこれは日本ではあまり人気がでなさそいうな感じだが、きっと現地では可愛い分類に入るのであろう。(鼻ピアスの時点でダメな気がする)

 

で、ストーリーだが、おっさんが地下でパソコンを弄っていると、奇妙な音が聞こえてくるので、壁越しに聞き耳を立てると、壁越しの部屋に何人かが居る気配がするのだが、どうやらそれは地下を掘って銀行に侵入しようとする、銀行強盗らしかったのだが、

 

どうやらこの主人公のおっさんは「オタク」らしくて、パソコン技術を駆使して泥棒の挙動を監視しだすのだが、監視している内に、強盗とヒロインそして、それを操るグッドマンという刑事が居る事が分かる。

 

さて、いくつもの状況を得て、主人公のおっさんは金を横取りすることを画策するのだが、おっさんは足が動かないので、対抗するには手に入れた情報を旨く使いながら、クリアしていくのが中々面白いし、よくできている。

展開的にはよくあるパターンであると言えるが、まとまっており、最後はハッピーエンドであるので、安心して視聴する事が出来るのではないであろうか。