ジャンクな脳と記憶

レトロなゲームや読書の話題、ゆるりと。

ゼロトレ―ZERO TRAINING 羽が生えたように軽くなるー妄想書評

 

 

まず、前置きをしておく。いままで適当な書評を書いていたが、どうやら誰の心にも刺さらない事を良いことに、あたかも「俺は意識高い系」みたいなフリをしていたのだが、自己啓発系は言ってしまえば「妄想のヤル気」的な文面がほとんどで、共感は出来るのだが、どうも自分は根っからのネガティブ野郎らしく、そういったものに一時的に感化されるのだが、すぐ弱音を吐く、言わば北斗の拳に出てくる「ラオウ」*1の対局にあるような人間なのだ。

そういったしょうもない人間がいくら、為になる的な本を読んでも、うがった考え方によって馬の耳に念仏*2的なものになってしまう事であろうし、著者から見ると絵に書いたようなダメ人間と罵倒されているような気がするのだ。

 

「だからお前のようなやつは駄目なんだよ」

「うるせえな、俺は俺の個性で生きているだ」

 

みたいなおっさん中二病を炸裂させて、言われてもいないのに俄然不機嫌になってしまうおっさんの書評など誰も興味などはないだろう。

というわけで、今回から読んでもいない本を勝手に想像して書評を書くという愚行を起こすことにする。

 

「え?意味がわかんないだけど」

と思った諸兄姉は正しい、俗にいうこういった事は「迷走」と呼ぶのだから。

 

で、早速くだらない妄想書評を書こうと思い立ったのだが、どうせならネタ的な

「劣勢からの逆転力 ガッツの知恵 ガッツ石松著」*3

みたいなタイトル見ただけで、もうどうでも良いものなのではなく(この本なら、もう読まなくてもタイトルで内容がすべて分かるので、非常に秀逸なタイトルだ)

一番ベストセラーなものを選んで見た。紀伊国屋書店で2018年8月11日時点で1位の売上を上げている「ゼロトレーZERO TRAINING 羽が生えたように軽くなる」だ。

タイトルだけ見ても、いったい何のジャンルなのかわからないが、おそらく啓発系の本であろうか、ゼロなんちゃら的な本の一派なのかもしれないが、体が軽くなるという文面があるので、まさかスピチュアル系か健康系か(どちらも人気のジャンルだ)とにかく売れているという事は、万人の興味がそそる内容に違いない。少なくともガッツ石松よりは万人受けするであろう。

 

ゼロトレというくらいだから、なにか練習しなくても達人になるという事の指南書であろうか?

しかし程度こそあれ、何かを会得するにはトレーニングは必要なのは、人間であれば当たり前のように思えるが、なんらかの裏技が記載されているものなのだろうか?

 

あるいはトレーニングなどしていない言わばニートのような人が、実は一番優れているという論理が繰り広げられるいわゆる応援的な本なのであろうか?

 

まあ、ともかくこの「トレーニング」というものは私のような人間には辛い思いでしかなく、ここで言う「トレーニング」というキレイな語録とは程遠い「シゴキ」というもののしんどさが思い浮かぶ次第である。

 

昭和生まれの方なら同意を得られそうだが、当時のスポーツ系のトレーニングはまんま「シゴキ」であった。

今なら問題になる「ウサギ跳び」やら「水は禁止」、すべて根性で切り抜ける的な(ここに来て再びガッツ論か)ものを思い浮かべてしまう。

そもそも中高生ぐらいの年頃はスポーツが出来ないと、蛇蝎の如く嫌われる傾向にあり、非モテである我々は否が応でもスポーツ部に入る事を(勝手に)強制される。

 

結果軟弱な人間(私の事だ)は3日で逃げ出し、「逃亡者」として残りの学校生活を送らなければならないのだ。

 

「逃亡者」はまるで「脱走兵」が如く嫌われるものなのだが、そもそもそんなに好かれていないのであまり気にならなった。そもそも「逃亡者」というレッテルが付かなくても「もやし」とか「貧乏」とかあだ名は付いていたのでもうこれ以上はスキルは不要であった。

 

結論を述べる。

この 「ゼロトレ―ZERO TRAINING 羽が生えたように軽くなる」はトレーニング中に逃げ出す軟弱者「逃亡者」でも平気になり「しょうもない人」に成り下がる本ということに決定しました。

読んだ方はぜひ感想を教えてください。

 

 

 

 

*1:漫画北斗の拳に出てくる主人公ケンシロウの義兄であり、最強の敵。ワイルドな風貌で腰に荒縄でも巻いていそうな男で豪快なイメージである

*2:馬にありがたいお経を聞かせても無駄ということ、つまり意志の弱いデブにダイエット本を与えても無駄という事である

*3:人生で大事なことは、「転ばないこと」ではなく、「転んだときにどうするか」だ。人生を変える48の言葉。青志社 (2009/1/24)これを自己啓発書として選択した青志社の編集者の敏腕さが伺える