ジャンクな脳と記憶

レトロなゲームや読書の話題、ゆるりと。

いつか役に立つ!?冒険日記。

 

 

天変地異が訪れ、そこは自分の知識だけが頼りの不安定な世界。テクノロジーに慣れた我々にはあまりにも過酷な試練が訪れようとしていた。

 

みたいな書き出しの物語はよくあると思う。男子たるもの、サバイバルという言葉に密かな憧憬をもっているものなのだ。

日本テレビの「鉄腕ダッシュ」ではアイドルのTOKIOが、畑を耕したり、家を造ってサバイバル同然の生活をして人気を博しているし、昔でいうとさいとうたかをの「サバイバル」望月峯太郎の「ドラゴンヘッド」など、終末世界のサバイバルをあつかってヒットした作品も多い。

 

昔、雑誌の付録で「サバイバルテクニック」的な小冊子が付属していて、それには「火の起こし方」「ロープの結び方」「魚の捕り方」「罠の作り方」「水の濾過の仕方」などがリアルな絵とともに記載されていた。

私はそれが大のお気に入りで、自分がそういった状況であったなら、必ず生き残るぞど心に誓い、何度も読み返していた。こういった自然の中で生きる術(サバイバル)は男子の心には何かピンと来るところがあるらしい。

バーベキューで火を起こしていると、それを任された男は真剣に、尚且つ楽しそうに起こしているのを見たことはないだろうか、この火を起こす過程には我々の原始的な遺伝子に何か反応するのではないかと、大げさに思ってしまうものである。

蛇足であるが、先日嫁に燻製をするので火を起こせと命令されたので、ベランダで小型燻製器(ダンボールの簡易燻製器)に火を灯してみたのだが、私はタバコは吸わないし、暖房系も全てエアコンなので、いわゆるチャッカマン的なライターが無かったので、火を起こすのに非常に苦労したが、その過程で私は最初は面倒くさくてとても嫌だったのが、火をおこす過程でそれが楽しくなっていた自分に驚愕したものだ。

 

てな訳で、そんな付録を思い起こさせる「冒険手帳」を今回は紹介する。

この「冒険手帳」は前述した雑誌の付録そのままの構成で、現代に通じる動機を与えている。つまり、現代人の我々は「震災」というもはや現実味を帯びたサバイバルに直面する可能性があり、そのような場面で生き残るためにどうしたらいいかという事をサバイバル術を通じて学ぼうという趣旨だ。無論掲載されているのは、いささか都市でのサバイバルというより自然でのサバイバル術がほとんどだが、そんな事は無視してもこの本には男が胸熱になる項目が多く記載されている。

 

①火を起こす

②水を得る

③切る

④結ぶ

⑤食べる

⑥穫る

⑦寝る

⑧うんこする

⑨歩く

⑩伝える

⑪測る

⑫救う

⑬危険な生き物図鑑

 

どうだろう?なんかワクワクしないだろうか?実際使用する場面はほぼ皆無だろうが、読み物としてはかなり面白い。

我々現代人は、あまりに便利なものに囲まれすぎて、その本質というものを見失いがちだ(何故、水は飲めるのか?、なぜ簡単に食料が手にはいるのか)我々も自然の一部という事を再認識するには、やはり一度不便だけど、その原始的な生活を体験する事がいいのかも知れない。

 

現代はキンドルで持ち歩いて、いつでも閲覧出来てとても便利!