ジャンクな脳と記憶

本を通じて人生の幸福を考えています。

スターウォーズよりスターラスター。

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スターウォーズの最新映画が公開されて、おそらく本国ではスターウォーズフィーバーが訪れているのであろう。

私個人としては、有名ドコロのキャラクターは知っているが、どうも更におっさん世代の映画のイメージがあり、あまり知らない。

エピソードがバラバラに公開される意味も不明だが(きっと意味があるのであろうが)なによりも、なんでいつも戦争をしているのか、いまいち知らないし、調べようとも思わないのである。

 

そんな事を言うと、スター・ウォーズの素晴らしさを説こうとする奴らが必ず現れるのだが、このパターンは野球やスノーボード、あるいはカメラなどのスポーツや趣味の事を勧めるやつと同じで、本人に興味が無ければそもそもウザったいだけなのだ。

 

またこういったPC関連の事を聞いてくるくせに、

「フーン。なんか難しいんですね」

とか、

「いや、オレそういうの苦手なもんで」

と言ってまったく覚えようとしない奴にも同じことと言える。

 

であるわけで、久しぶりにレトロゲームの話題で今回は

ナムコの「スターラスター」を取り上げようと思う。

ファミコンで1985年に発売された擬似3Dのシュミレーションゲーム(なのか?)である。

この頃のファミコンを考えると、なかなか渋いゲームであったと思う。ファミコンの非弱なグラフィックで見事宇宙を表現した傑作ではないだろうか。

 

じつはこのソフト、コクピットから見た視点で宇宙を彷徨い、惑星間ワープを利用して敵をなぎ倒していくゲームなのだが、敵は4種類ほどしかおらず、音楽もほとんどなし、計器の音がするだけで、まさに暗黒の宇宙に放り出された感覚が体験できる凄いソフトなのである。

肝心のゲームバランスは、あくまで玄人向きで、大したヒントもないためかなり難易度が高い。

だが、眼下に広がる宇宙の広大さと、バッツーラと呼ばれる謎の敵対勢力、レーダーを頼りに戦う戦闘など

まったくメインターゲットの小学生を置いてきぼりにした凄い作品なのである。

だが、当時はこういう商業的にどうなのかという攻撃的な作品があり、その中でも宇宙を舞台にしたリアル系ではこの作品が黎明として記憶に残っている。

 

蛇足だが、ゲームオーバーになった時のでる階級がカッコよくて、このゲームのセンスのよさを表しているように思える。