ジャンクな脳と記憶

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まやかしの果実。フードトラップ

我々が普段口にしているものが、果たしてどのようなものなのかよく考えた事があるだろうか?街のスーパーやコンビニ、惣菜や菓子、レトルトに弁当。

それは何かに似ているが、実は全然違うものかも知れない。

マイケル・モスの著作「フードトラップ」はいかにして企業が、我々を欺いているかを知ることが出来る作品である。

文中で企業が「野菜や果実の名前を出すとそれだけで消費者が健康に良いと勘違いしてセールスとなる」事が如実にあらわれている。

それが、なんたらオレンジとか、ビタミンなんたらみたいなネーミングで売りだされ、その内訳は果汁が僅かに入っただけのただの砂糖水であったり、ビタミンの何倍もショートニングを使用したものであったりする訳だ。

それを、母親が子供に「体に良い」と与える。そしてその糖分は子供の心と身体に影響しているという訳だ。

しかもその体に与える影響を知りながら、企業はそれをひた隠しにして人々に売り続ける(しかもさも体に良いような書き方で)

それが、営利を求める資本主義の企業の在り方、と言ってしまえばそれだけなのかも知れない。

だから、我々はスポンサーにがんじがらめにされたマスコミにやり込められないように、体に悪いものは知る必要がある。

そもそも嗜好品は体に悪いものが多いが、それを知っているのと知らないのでは雲泥の違いがある。

特に加工された食品の有害さ、特に糖分の常習性は怖くなるくらいである。

こういった書籍を読むと、何も食べられなくなるという人がいるが、現代人はそもそも食べ過ぎであるということを理解した方がいいのかも知れない。