正義は心の奥にある。リンカーン弁護士
今回は「リンカーン弁護士」を書く。
この映画、一言で言えば大人の映画である。ここで言う大人とはスケベな展開があるという意味では無く、あくまで見た後「まあまあ面白いな」と感じるものであり、派手でも無く、共感やセンスが良いものに感じる味のある作品と言うことである。
主人公の弁護士ミックは、バツイチ子持ち、何故が高級車「リンカーン」をオフィスにして移動中に仕事をこなす。
承る仕事は、麻薬密売人にの弁護など汚い仕事ばかり、だがミックには司法の闇が作りだす、検挙するために作られたデッチ上げを許さない「正義感」のある弁護士であったのだ。そのミックが弁護をする事となった暴行事件が、ミックとその家族を窮地に陥れていく・・・。
地味な設定に法廷もの特有の複雑なやり取り、子供だったら「はやくマシンガンをぶっ放せよ」と地団駄を踏むレベル。物語は地味ながら、確実にクライマックスに向かっていく、そしてミックは依頼人をあることをして、助けるように見せかけて真実を解明する。
最後の法廷の畳み掛けは非常に見応えがある。そして、カーアクションや銃撃戦がなくても十分爽快感がある、作品は筋書きがしっかりしていればそもそもアクションシーンなど必要が無いことをこの作品は教えてくれる。
そして、オープニングなどに流れる音楽も、この作品を彩るのに一役買っているのではないだろうか?
ダイハードやボーン・シリーズなんかもとても面白いと思いますけど、こういった大人が楽しめる作品を見るのもなかなか良いですよ!。
今現在2016/1月時点でアマゾンプライムビデオで配信されているので、会員のかたは是非見てみてください。