ジャンクな脳と記憶

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最高のサスペンス!キリング。

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リメイク版のキリング、主人公のサラは心に闇を持つ女刑事。一人の少女の失踪事件が大いなる人の闇を映し出す傑作ドラマである。

 

大抵のミステリーの場合、人の命は果てしなく軽い。あっという間に殺されて、犯人の自己中心的な感情によって次々と被害者がでてしまう。

一つの物語としては、そのほうが盛り上がるし、構成的にも簡単だ。単一の殺人を追うことのほうが実際は多いであろうから、フィクションとしては多少現実離れしていたほうが、視聴者が楽しめるということなのだろう。

 

さて、ここでキリングだ。副題に26日間と付いているが、これは遺体が発見されて解決するまでの26日間を描いたものである。

私が見たのは29世紀フォックスのリメイク版なので、ここではリメイク版について言及する。オリジナル版は未視聴だ。

 

シアトルでの湖で発見された水没した車。そのトランクには27歳の美少女ロージーが閉じ込められていた。死因は溺死、遺体には逃れようともがいた後があった。

とここまでが導入部なのだが、この作品おっさんなら「ツイン・ピークス」を思い出してしまうことであろう。と、いうのは登場人物がすべて怪しい。

友人から、家族、政治家。2転も3転もするストーリー。ややあっけない結末だが、ちゃんと伏線も回収されている。

さらにおもしろくしているのは、二人の主人公、サラとホールダーだ。ふたりとも二癖以上あるキャラクターで、それでいて癖になる人物描写である。

中でも私はサラの超人的な才能より、ホールダーの人間臭さが非常に面白いと思います。この二人が捜査を進めるうちに、その複雑な人間関係があきらかとなり、一見普通の家族が持つ闇が色濃く浮き彫りとなっていく。

この映像はシアトルという設定のためか、暗く雨が多い。暗く濁った空はこの作品に独特の雰囲気を与えていると思う。

ただ、作品自体は大変暗い作品なので、気が滅入る人もいるかと思います。だが、事件と加害者、被害者、人一人が亡くなる事によって簡単に日常が崩てしまう危うさを感じてしまいます。

 

ぜひこの作品を見て、家族の大切さを思い起こしてください。

なお、このシリーズは2シーズンで完結するが、物語は続いていて3シーズンからの新シリーズは「17人の沈黙」として今度は連続殺人事件を語っている。

これもまた面白いので、HULUなどの動画サービスで確認してみてね!。