ジャンクな脳と記憶

レトロなゲームや読書の話題、ゆるりと。

自分自身が宇宙です。心のもちかたで世界は変わる。

自己啓発本というより人生の指南書的な本書、自分に自信が無いのがすべてのイライラの原因とわかる名著です。

 

 

世の中が幻想である。この世界は超絶な存在が生み出した夢の続き、と説いたのは18世紀の作家ラグクラフトであるが、もしそれが真実であるなら、この世界は幻という事になる。

その真贋は別として、自分自身の心がけで世界の見え方が変わるというのは本当の事であろう。

昔、THEBOOMというバンドの曲で「逆立ちすれば世界が分かる」という歌があったが、このふざけた曲調の作品に、まるごと真理が詰め込まれているのだ。

 

♪考え方しだいで世界は平和だったり、考え方次第で終末に見えたり、ぼくの住む世界は歪んでいるらしい。だけどちょっぴり見方を変えてみたら隣の成金親父が仏に見える・・・。

逆立ちすれば答えがわかる - THE BOOM ituneリンク

 

つまり、いやなハゲ親父でもそれは自分から見た一側面であり、その成金親父は経済では何人もの雇用を生み出していて、一部のクライアントや従業員から神扱いされているかも知れない。

つまり、ハゲが自分に接する部分だけで判断するのではなく、見えない部分にて人々に貢献していることを(勝手に)想像して、

「このハゲ、ただのハゲじゃねえ」

位の敬意を持つべきなのだと、歌は言っているのだ。

 

そんな事は昔から言われている。とあなたは反論するかも知れない。

その通りだ、それは当たり前の事なのだ。だが、この当たり前の事がなかなか信じる事が出来ないのが、また人間なのである。

 

「そんなの嘘っぱちだからだ!」と一蹴する反抗期のケンジくん(17)は綺麗言ばかり言う世の中の大人たちが大嫌いだ。

オレは真実だけを歌い続ける!

と、熱く誓いながら、海へ続く道を原付バイクで疾走するのもいいが、真実とは実はその環境や時代、人によってコロコロ変わる事を知っている必要がある。

真実などは、自分の心の中にしか無く、一見利己的な振る舞いをしてしまう様に思えるその真実という奴は、ケンジ君がいうほど薄汚れてはいないのである。

ジェリー・ミンチトン著作の「心の持ち方」によると、すべての事は自尊心の欠乏のために起こる事が分かる。

 自分が無価値と思えると、すべてのものにけちをつけたり、誰かの承認が必要な生き方になったり、他人との比較で意気消沈することになる。

自分が価値がある人間と思えたなら、他人の事は気にならなくなり、いたずらに人生について懐疑的になったりせず、人生は意味あるものに変わるという。

そこまでいって、ようやく世界は一変するのであろう。

一見大変なように思えるが、自分以外の人間を変えようとするより、はるかに簡単ではないだろうか。

 

この本の一節にこう記載されている。

 

「自分が無価値な人間だ」というのは、子供のころに植えつけられた、

根拠の無い思い込みに過ぎない。

 

自分が自尊心が高くなれば、そのような親から子供による自尊心の誤解の連鎖を終わらせる事ができるのではないでしょうか。

 

心の持ち方 完全版 (ディスカヴァー携書)