ジャンクな脳と記憶

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三色盛りなおいしさ、クロノトリガー

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スーパーファミコンでの優良タイトル。堀井雄二の魅力が詰まったシナリオでドラクエよりもこちらを押す人も多い。続編も作られたが、まったくの別物である。

先日、北海道に旅行した。まだ初夏の北海道はまだ肌寒くて、夜はもっと冷えた。北海道のイメージは、雪とか自然とかを想像する人が多いと思うが、実際は(札幌付近で言えば)やっぱり食なのであろう。

ところで、私は結構な味音痴であると言えるが、そんな私でも食べ物はうまかったと感じた。概ね北に行くほど食はうまくなる傾向があり(ハワイや沖縄はあまり美味かった印象がない)北海道はその主たるものではなかったであろうか。

中でも、市場で食べた三色丼は(ウニ、イクラ、蟹、おまけにサーモン)絶品であり、海産物のトッピングの融合には正直驚いた。

この、うまいものを融合するだけで全体が美味くなるというのは幻想で、実際は奇跡的なバランスの元に構成されているのではないだろうか。

例えば、カレー、ラーメン、牛丼が一つの丼に入っていてもそれはカオスとなるだけで、決して美味い物になるはずが無い(見た目も壮絶であろう)

例えが下手で申し訳ないが、このように素材が美味く融合するのは、中々難しいという事が言いたかったわけだ。

で、此処で本題だ。

クロノトリガーというゲームがある。このゲームを心のゲームという事で押す人も多いと思う。このゲーム実は名作である事を定められたソフトであったのだ。

原作がドラクエの堀井雄二であったし、スーパーバイザーは坂口博信、キャラクターデザインは鳥山明である、ちなみに音楽は植松伸夫。

「おいおい、これドラクエじゃねーか」

「FFとDQのいいとこ取りかよ」

的な感想をもった方、多いと思う。

ちなみに、大体の場合我が強い者が集まるとうまくいかない。

 

「いや、ここはやっぱりチョコを入れた方がいいよ」

「いやいや、大人っぽい作りのために、ポン酢でさっぱりした方がいい」

「ここは、カレー味でしょう」

それぞれの意見を尊重するあまり、カレーポン酢ショコラというおぞましい魔物が商品として生み出されたというのはよくある話。

つまるところ、素材が良いからと言って必ずしも良い物が出来る訳では無く、むしろそれ以上にバランスが難しいということだ。

したがってクロノトリガーのような野心的でなおかつ、センシビリティな作品はあまり見かけなくなったのかなあ、というのが今回の結論。