ジャンクな脳と記憶

本を通じて人生の幸福を考えています。

人に頭を下げたくない、信長の野望。

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タイトル。ファミコンとは思えない、Y/Nの入力指定とか、パソコンライクな仕様であった。

人に頭を下げる事を仕事にしている人は多いと思う。もはや習慣となっている人には、あまり感じないかも知れないが、人のよってはそのことには抵抗を感じている人も多いのが実際だ。

 

人は頂点を目指すように教育されているために、とりあえず上を目指す。上を目指すのはその報酬が増える事が多くの動機と思われがちだが、実はこの頭を下げなくてすむというのは結構な動機となり得ると思われる。

何でもそうだが、何かと比較しないと自分のポジションというのは、なかなか計りづらい、誰かと比較して、あいつよりは良い、とか、マシとか思って暮らしているのだ。悲惨なニュースが人々の関心を得るのは、そういった側面があるからだろう。

現代社会になって、金持ち以外でも、比較的同じ物を手に取る事が出来るようになった。恐らく、皆様の中にも、ネットと居住、飲食があれば幸せという人がいるだろう。恐らく間違っていなくて、人々の幸せの敷居は意外に低いのである。

では、より良い生活とは何だろうか、

人々が漠然と追いかけているのは、やはり権力ではないだろうか、

権力があれば、自分自身の能力が限りなく増幅した気分になるだろうし、ステイタスというくだらない物の欲も満たされる。しかしなんと言っても、人に頭を下げる機会がぐっと減るという事が大きいのであろう。

なにをくだらないと思ってしまった方は、信長の野望をプレイした方が良い。

尾張の1大名であった信長が、全国統一を目指すこのゲームは、非常に縮図された人の権力欲求を満たしてくれるだろう。

実際信長は全国統一出来なかったが、ゲームではプレイヤー次第では全国統一が出来るようになっている。(当然だが)

 

実生活でも、同期を追い抜いて、昇進して成功している人をいると思う。

だが、本物の信長のように結局、家臣に裏切られて失脚しないように、くれぐれも気をつけて欲しい。

 

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 ヘックスが表示できないファミコンで、シュミレーションゲームは中々つらかった、アルゴリズムも貧弱で、暗殺を繰り返していけば、わりと簡単に天下統一が可能であった。